ハードウッド

主な高耐久性木材の特徴

ウリン

原産地はマレーシア。ボルネオ鉄木(アイアンウッド)とも言われます。
木質は密度が非常に高く、辺材は黄白色、心材は薄褐色、乾燥すると暗褐色に変化します。非常に美しい木目です。
ウリンの最大の問い長は、耐久性となめらかさ。
水のかかる条件の悪い場所でも、20~50年は保つといわれています。

特に、潮風やフナクイムシなどに強く、水辺での仕様には最強です。
通常の使い方なら、半永久的に使えます。
耐腐朽性に富むため、薬剤処理は一切していません。環境にもやさしい木材です。

セランカンバツ

原産国は東南アジア(インドネシア、マレーシア、ボルネオ)木理は交差しているが、肌目は緻密で重硬。
強度と美しさを兼ね備えている。

耐久性が高いことから、一般的に防腐剤の注入はされていない。
構造用材として多く使用されている。
枕木用材、ふ頭用材で、明るい色身のため、住宅用デッキや外壁やルーバーなど幅広く使われる人気樹種。
日に当たると徐々に色が濃い色に変化していく。
耐用年数は15年以上といわれている。

イペ

原産地ブラジル、ペルー、パラグアイ、ボリビア
木質は密度が非常に高く、辺材は黄白色、心材は黄褐色から緑褐色をしています。
乾燥材は狂いや割れが少なく、表面はなめらかな仕上がりになります。ウリン同様、水のかかる条件の悪い場所でも15~25年は保つと言われています。
耐腐朽性に富むため、薬剤処理は一切されておらず、環境にも負荷をかけません。

施工例・実績